NEDO助成事業「発話障害者が声を使って入力する音声合成システムの開発と実証 」の研究開発を開始いたしました

株式会社ヒューマンテクノシステムは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「ディープテック・スタートアップ支援基金/SBIR推進プログラム*1」において採択*2された研究課題「発話障害者が声を使って入力する音声合成システムの開発と実証 」の研究開発を開始いたしました。

 本研究開発は、これまで取り組んできた「発話障害を持つ方のための明瞭化音声合成器」*3における課題に着目したもので、発話障害による不明瞭な発声を音声認識する機能を開発し、前記音声合成器と連携するシステムを実現した上で、当事者評価によりその有効性を示すものです。発話障害を持つ方のQOL(生活の質)の向上・社会参加の促進、および支援者・介護者の負担軽減・人材不足解消といった社会課題の解決を目指して、国立大学法人豊橋技術科学大学、独立行政法人国立病院機構東名古屋病院、学校法人日本医療大学、特定非営利活動法人iCareほっかいどうの4機関の協力を得て、研究開発を進めて参ります。  本研究開発の実施期間は、2024年12月から2026年10月です。

*1 NEDO SBIR推進プログラム
*2 2024年度採択企業一覧(一気通貫型)
*3 前回(2020年度)採択時の成果(2022年4月のニュースリリース)